Aug 1, 2012

kindness





8月。

こう暑い日が続くとなかなか二人の子連れで外出は難しい。
それでもたまにバスや電車に乗ると、たくさんの優しさに出会います。

サラリーマンのおじさんが笑顔で席を譲ってくれたり、
おばあちゃんが優しく娘たちに話しかけてくれたり、
大変でしょうと私まで労ってくれたり。
その場にいる人たちが娘たちを見て目を細めて笑ってくれる姿は本当に嬉しい。


一度とても元気でしゃっきりしたお婆さんとバスでお話ししていると、
生後半年の娘を見て、
「この子なんて私の玄孫(やしゃご)くらいねぇ」と。
「えぇ、そんなまさか。」と私が言うと、
「だって私もう90よ!」とおっしゃる!
背筋もピンとして、杖もつかずに颯爽とバスを降りていく姿は本当に素敵でした。





最近はほとんどお勉強の様にして絵本を次から次へと開いています
10年近く絵本を作りたいと言い続けながら、今まで見ていなかったもののなんと多いこと!
その分、今になって絵本を通じて新しい発見や、
むむむ…と考えさせられること、驚きや感動を山盛り戴いています。
本作りに挑戦する者としても、母親としても、
改めて絵本が絵本であることの大切さを感じています。

子どもに絵本を選ぶ時、対象年齢などには拘りません。
でも長い文章には娘はまだ耐えられないので、文章は即興で読み聞かせます。
子どもに媚びた可愛さのものや、メッセージの強すぎるものは避けています。
そしてやっぱり、仕掛け絵本でもなにでも、絵は美しいことが大切だと思っています。

まだまだこれから。描くぞー。


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