「春が年々待ち遠しくなる」
とは、大人の人のよく言う台詞、私もひしひし感じています。
立春の一週間程前からなんだかワクワクしてきて
髪を切ったり、体もなんだか軽くなって。
気分も「いよいよはじまるぞ」という、
何が、という訳ではないのだけど、
とにかくなんだかはじまるぞ、リ・スタートだぞという気持ち。
節分でいつものように挙動不審になる次女を見てクスクス笑い、
久しぶりに子どもと一緒に巻き寿司を巻いた。
「あたしは誰がなんて言おうと、巻き寿司を黙って一本食うなんてやんないからな!」と、
なぜか今年も意地を張って、はじめから切り分けて喋りながら食べた。
立春の日は温かくて雲一つない紺碧の空だった。
近くの川にピクニックをしに行って、かくれんぼしたりサッカーしたりして
お弁当にはもちろん巻き寿司が入っていた。
今日は立春から3日経ったけれど、絵がひとつ完成したので私の中で区切りの日。
絵をスキャンして画像処理、ひと息ついて「トットひとり」を読んでいたら
「人生は修練と勇気、あとは全部ゴミ!」という言葉に出会い、
なんだか大きな勇気をもらった。背中をバチーンと叩かれたよう。
その後少し前にこっそり買って私の作業机の下に隠していた大判絵本「シャクルトンの大漂流」を初めて開くと、
冒頭にロアール・アムンセンの言葉として
「あふれんばかりの勇気とゆるぎない決意、
不屈の精神で挑む者に失敗はない。」
という一文が紹介されていて、
なんだか今日はやけに励まされる日だなと思う。
そんな訳で、今日から、
勇気を持って新しい創作に挑もうと思っております。
Feb 7, 2017
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