Sep 23, 2016

ワークショップ終了しました。







ワークショップ、無事終了しました。
私にとっては初めての経験で、家を出る前はドキドキして大変だったのですが
子どもたちはシンプルな作業を思い切り楽しんでくれて
私も嬉しくて気づけばとてもリラックスしていました。

なかなか自ら一歩踏み出せずにいたのですが
やってみたら楽しいし可愛いし嬉しいし、またやりたい!
新しい扉が開いたような気分です。
ありがとうございました。

子どもたちはみーんな可愛いし優しいね。
それに後ろで見守る親御さんたちも愛おしいのです。


さて秋分の日も過ぎて、
遠くへ近くへ、ドタバタと走り回っていたような日々が一区切りしました。
うーん!と伸び上がって深呼吸。
新しいページを開く音。
そろそろ腰を据えて私は私の仕事をしたいと思います。


Sep 18, 2016

ゆらゆら天使作りワークショップ





ワークショップのお知らせ

9/22、秋分の日にワークショップを行います。
以前から子どもたちと一緒に何かやってみたいな…と思っていたところだったので
とても嬉しい機会を戴きました。
絵本「おやすみてんし」(絵本塾出版)の読み聞かせと、
ゆらゆ天使モビール作りです。

日時 9/22(木曜祝日)11:00〜
場所 東武ブックス ビーンズ戸田公園店
参加費無料

ひとつひとつ、型紙に私が顔を手書きしております。
ひとりひとり、世界にひとりの天使さんです。

是非お気軽にお越し下さい。



Sep 14, 2016

引越


前回ブログを書いたのがもうひと月半程前のこと。
とうとう引越しました。

この数ヶ月間、前の場所での生活をひとつひとつお終いにしていくこと、
そして新しい場所での生活を整えていくことに、
全ての時間とエネルギーを使っていたような気がします。

前のお家を去る時は名残惜しくて寂しくて泣いてしまった。
だってあの場所で私は母になって子どもは大きくなって
なにもかもの初めてのこと、タフなことも感動的なことも体験してきた訳だから。

新しい家に大量の段ボール箱が運び込まれた時は
「私たちって物を持ち過ぎている、絶対に」と一瞬絶望しましたが
だんだんと片付いてきて、不要なもの、必要なものが分かってきた。
家族の難しいところは人によって要不要の感覚が違うところ。
私は「どれもこれも私が死んだ後には焼かれるもの」と思えば
なんでも大体捨てられます。(子どもの思い出の品を除く)
身辺整理にはちょいと早いけど。


新しい幼稚園、子どもたちは楽しく通っています。
優しくて丁寧な良い先生たち、素直で可愛い子どもたち。
こんなにすんなりと馴染んでいけるなんて想像してなくて。
本当にありがたいです。

私もだんだんと土地勘をつけてきて、
日々の暮らしに必要な範囲は頭に入ってきた。
子どもを通して知り合うご近所の方々もいて、
子どもが生まれてすぐは世間や社会と隔離されたように感じたけれど
今は子どものおかげで人と繋がる事が出来ている。


さあこれから、少しずつ仕事もしたいし
絵本も作りたいし、やりたいことがいろいろあるんです。
少しずつやりましょう。
数日中にワークショップのお知らせをします。






Jul 30, 2016

夏休み










夏休みですね…

今年は引越やらなにやらで旅行の予定も無く
細々と箱詰めしながらご近所を自転車で走り回っています。


娘たちのチアリーディングの発表で、ぶっ倒れそうに緊張したり(私が)

ご近所のお友達との親子飲みが楽しくて、マリッジブルーならぬ引越ブルーになったり

雨の日に家にこもりきりで煮詰まって、こっぴどく娘を叱って部屋の隅でうなだれたり

喜怒哀楽の振れ幅が一層激しくなる、それが夏かもしれません。



ありがたいことに、
娘たちはお出かけ先は自転車圏内でも、
お友達さえいえば、
いやいやむしろ2人でいれば、楽しくって楽しくって仕方が無い様子。
箸が転んでも可笑しいお年頃です。


娘たちとこんなにべったり過ごせる夏は、もうあと数回しか無いのかも。
今日も怒って笑って落ち込んで喜んで、
気忙しい夏の日を過ごすのです。




Jul 4, 2016

新刊のお知らせ「ゆきちゃんのおさいふ」





「ゆきちゃんのおさいふ」
ぶん・え 松村真依子
エンブックス発行
7月20日発売



新刊のお知らせです!
7月20日にエンブックスから「ゆきちゃんのおさいふ」という絵本が発売されます。
発売に先立ち、今だけ全ページ試し読みがエンブックスサイトで出来ます。
予約は開始しています。是非ぜひご覧下さい。


(エンブックスさんは直販がメインで、
 オンデマンド(受注生産)で絵本を販売しています。
 販売方法は基本的にはエンブックスさんサイトでの購入になります。)



ゆきちゃんは恥ずかしがり屋で繊細で、でも好奇心おう盛な女の子。
そんな子、うちにもいたような。

たくさんの女の子に、もちろん男の子にも!読んでもらえると嬉しいです。





Jun 17, 2016

個展「あかるいところ」終了しました。




ヨウケル舎さんで開催していた個展「あかるいところの本」昨日終了しました。
お越し下さった方々、ヨウケル舎のスタッフさん、そしていつも笑顔で出迎えて下さったオーナーご夫婦、本当にありがとうございました。






ヨウケル舎さんは地元のお客さんに愛されるすてきなお店。
お昼ごはんもケーキも美味しくて、テイクアウトしたスコーンを食べた友達が「美味しくてビックリした!!!」とメッセージをくれるくらい。






私自身子育ての合間に、ひとりで息抜きに、娘とちょっとおやつを食べに、ケーキをテイクアウトしに、何度も訪れてきました。

もう少しで私はお引越、今までのように自転車で買い物がてら立ち寄ることは出来なくなりますが、最後に楽しい時間を共に作ることが出来たこと、本当に嬉しく思います。






毎日不定期で気まぐれにお店にいた為に、
ご挨拶のできなかったお客さんもいらっしゃいました。
残していって下さったノートの言葉、宝物です。ありがとうございました。

また今までは立ち話くらいしかお話する機会のなかった方と
お茶をしながらのんびりお話しできたことも、素晴らしく嬉しい時間でした。






個人的には絵本を丸ごと作るという経験が大きな刺激になりました。
本というのはいろんな方が関わりあって作るものですが
部分を積み上げながら作る部分と
全体の密度を上げながら作る部分があると実感しました。
絵を端っこから描き進めるか、全体を均等に描き進めるか、というようなこと。
非常に感覚的なので言葉にしづらいのですが
本を雰囲気から捉えていく経験をすることが出来たと思っています。






今回作った絵本「あかるいところ」は少しずつ各地のお店屋さんでお取り扱いをお願いする予定です。
もしかしたら私からの直販もするかもしれません。
どちらにしてもまたお知らせいたします。







素晴らしい時間をありがとうございました。
打ち上げに行く夜、快く送り出してくれた夫にも感謝せねば。どうもありがとう。
このあったかくてふわふわしてむくむくしているパン種のような気持ちを忘れずに
今後も描いていきたいと思います。




Jun 6, 2016

「あかるいところ」の作り方



ヨウケル舎さんでの個展がはじまり4日が経ちました。
幼稚園の用事なども重なり、変則的にしかお店に居られないのですが
ほんの少しの在店中にも、たくさんの方とお話しできて元気を貰っています。

今回の展示では私家版の絵本を制作しました。
しかも手製本。すっごく久しぶりです。
「静物ぶつぶつ」以来ですので、4、5年ぶり?
切ったり貼ったり塗ったり縫ったり
毎日楽しく手を動かしています。

そんな絵本「あかるいところ」がどのように作られているのか
ご紹介してみようと思います。興味ある人いるかな。いないかな。
分かりませんが、手製本などに興味がある方はご覧下さい。


1紙を揃える。
中身の紙、台紙、表紙、はさみこむトレーシングペーパー
実際は台紙に色を塗ることにしたので、白くペイントした板紙を使っています。




2のり付け

揃えた紙を糊付します。
製本用ののり、両面テープ、いろいろあると思いますが
今回は後から糸でかがるので粘着力は弱いですが手軽なスティックのりです。
(実際の和綴じは半紙で作ったこよりで仮綴じをするそうです)




3目打ちをする

糸で綴じるための穴をあけます。
穴の位置を印刷した紙を上にのせて、キリでぎゅっぎゅっと。


↑こんな感じです。




4縫う

なみ縫いの要領で縫っていきます。




どんどん縫って…


折り返して帰ってきます。
糸端を処理します。(詳しい処理の方法は説明しづらいので端折ります)


飾り縫いをします。




5端を裁断する
紙の左右、地をカットして揃えます。
以上です。



細かい部分は飛ばしていますが
概ねこのようにして作られています。
今回の製本は基本的には和綴じのアレンジです。
参考文献は山崎曜さんの本たち。
足元にも及びませんが学生の頃から好きで、本を眺めては作った気持ちになっています。

絵本と言うよりは画集に近い
一見カレンダー?というような不思議な本です。
ふわっと窓から風が吹いてきたら
ゆらゆらなびいた白いカーテンのような本にしたくて
このような作りになりました。

是非お手にとってご覧下さい。