Jul 30, 2016

夏休み










夏休みですね…

今年は引越やらなにやらで旅行の予定も無く
細々と箱詰めしながらご近所を自転車で走り回っています。


娘たちのチアリーディングの発表で、ぶっ倒れそうに緊張したり(私が)

ご近所のお友達との親子飲みが楽しくて、マリッジブルーならぬ引越ブルーになったり

雨の日に家にこもりきりで煮詰まって、こっぴどく娘を叱って部屋の隅でうなだれたり

喜怒哀楽の振れ幅が一層激しくなる、それが夏かもしれません。



ありがたいことに、
娘たちはお出かけ先は自転車圏内でも、
お友達さえいえば、
いやいやむしろ2人でいれば、楽しくって楽しくって仕方が無い様子。
箸が転んでも可笑しいお年頃です。


娘たちとこんなにべったり過ごせる夏は、もうあと数回しか無いのかも。
今日も怒って笑って落ち込んで喜んで、
気忙しい夏の日を過ごすのです。




Jul 4, 2016

新刊のお知らせ「ゆきちゃんのおさいふ」





「ゆきちゃんのおさいふ」
ぶん・え 松村真依子
エンブックス発行
7月20日発売



新刊のお知らせです!
7月20日にエンブックスから「ゆきちゃんのおさいふ」という絵本が発売されます。
発売に先立ち、今だけ全ページ試し読みがエンブックスサイトで出来ます。
予約は開始しています。是非ぜひご覧下さい。


(エンブックスさんは直販がメインで、
 オンデマンド(受注生産)で絵本を販売しています。
 販売方法は基本的にはエンブックスさんサイトでの購入になります。)



ゆきちゃんは恥ずかしがり屋で繊細で、でも好奇心おう盛な女の子。
そんな子、うちにもいたような。

たくさんの女の子に、もちろん男の子にも!読んでもらえると嬉しいです。





Jun 17, 2016

個展「あかるいところ」終了しました。




ヨウケル舎さんで開催していた個展「あかるいところの本」昨日終了しました。
お越し下さった方々、ヨウケル舎のスタッフさん、そしていつも笑顔で出迎えて下さったオーナーご夫婦、本当にありがとうございました。






ヨウケル舎さんは地元のお客さんに愛されるすてきなお店。
お昼ごはんもケーキも美味しくて、テイクアウトしたスコーンを食べた友達が「美味しくてビックリした!!!」とメッセージをくれるくらい。






私自身子育ての合間に、ひとりで息抜きに、娘とちょっとおやつを食べに、ケーキをテイクアウトしに、何度も訪れてきました。

もう少しで私はお引越、今までのように自転車で買い物がてら立ち寄ることは出来なくなりますが、最後に楽しい時間を共に作ることが出来たこと、本当に嬉しく思います。






毎日不定期で気まぐれにお店にいた為に、
ご挨拶のできなかったお客さんもいらっしゃいました。
残していって下さったノートの言葉、宝物です。ありがとうございました。

また今までは立ち話くらいしかお話する機会のなかった方と
お茶をしながらのんびりお話しできたことも、素晴らしく嬉しい時間でした。






個人的には絵本を丸ごと作るという経験が大きな刺激になりました。
本というのはいろんな方が関わりあって作るものですが
部分を積み上げながら作る部分と
全体の密度を上げながら作る部分があると実感しました。
絵を端っこから描き進めるか、全体を均等に描き進めるか、というようなこと。
非常に感覚的なので言葉にしづらいのですが
本を雰囲気から捉えていく経験をすることが出来たと思っています。






今回作った絵本「あかるいところ」は少しずつ各地のお店屋さんでお取り扱いをお願いする予定です。
もしかしたら私からの直販もするかもしれません。
どちらにしてもまたお知らせいたします。







素晴らしい時間をありがとうございました。
打ち上げに行く夜、快く送り出してくれた夫にも感謝せねば。どうもありがとう。
このあったかくてふわふわしてむくむくしているパン種のような気持ちを忘れずに
今後も描いていきたいと思います。




Jun 6, 2016

「あかるいところ」の作り方



ヨウケル舎さんでの個展がはじまり4日が経ちました。
幼稚園の用事なども重なり、変則的にしかお店に居られないのですが
ほんの少しの在店中にも、たくさんの方とお話しできて元気を貰っています。

今回の展示では私家版の絵本を制作しました。
しかも手製本。すっごく久しぶりです。
「静物ぶつぶつ」以来ですので、4、5年ぶり?
切ったり貼ったり塗ったり縫ったり
毎日楽しく手を動かしています。

そんな絵本「あかるいところ」がどのように作られているのか
ご紹介してみようと思います。興味ある人いるかな。いないかな。
分かりませんが、手製本などに興味がある方はご覧下さい。


1紙を揃える。
中身の紙、台紙、表紙、はさみこむトレーシングペーパー
実際は台紙に色を塗ることにしたので、白くペイントした板紙を使っています。




2のり付け

揃えた紙を糊付します。
製本用ののり、両面テープ、いろいろあると思いますが
今回は後から糸でかがるので粘着力は弱いですが手軽なスティックのりです。
(実際の和綴じは半紙で作ったこよりで仮綴じをするそうです)




3目打ちをする

糸で綴じるための穴をあけます。
穴の位置を印刷した紙を上にのせて、キリでぎゅっぎゅっと。


↑こんな感じです。




4縫う

なみ縫いの要領で縫っていきます。




どんどん縫って…


折り返して帰ってきます。
糸端を処理します。(詳しい処理の方法は説明しづらいので端折ります)


飾り縫いをします。




5端を裁断する
紙の左右、地をカットして揃えます。
以上です。



細かい部分は飛ばしていますが
概ねこのようにして作られています。
今回の製本は基本的には和綴じのアレンジです。
参考文献は山崎曜さんの本たち。
足元にも及びませんが学生の頃から好きで、本を眺めては作った気持ちになっています。

絵本と言うよりは画集に近い
一見カレンダー?というような不思議な本です。
ふわっと窓から風が吹いてきたら
ゆらゆらなびいた白いカーテンのような本にしたくて
このような作りになりました。

是非お手にとってご覧下さい。








May 11, 2016

あかるいところの本 at ヨウケル舎






6月に東京で展示をします!
大阪での個展「あかるいところ」で展示した作品と
そこから作った新作の私家版絵本を発表予定です。


私家版の絵本を作るのは「きょうは もう ねます」以来、数年ぶりです。
1〜10まで自分でやる!という感じ、久しぶりでワクワクしてます。
絵本と言っても少し変わった形態になるかもしれませんが
インディペントだから出来ることを思いっきり楽しんで作っています。

会場となるヨウケル舎さんはケーキもごはんも珈琲もとっても美味しいお店です。
作品をご覧いただくだけでも大丈夫ですが
是非ぜひ美味しいものと本、一緒に楽しんでいってくださいね。




"あかるいところの本"

6月2日(木)〜6月15日(水)
open  11:30〜20:00 (日曜は〜19:00)
※4日(土)と9日(木)はお休み

ヨウケル舎
東京都世田谷区経堂4-7-8
(千歳船橋駅から徒歩1,2分)
http://yokel-sya.bossk.jp







May 10, 2016

「もうどうやったって勝てないな」


こどもの絵を見ていると、
「もうどうやったって勝てないな」と思います。
きっと絵を描くお母さん、お父さんなら誰もが思うはずです。

また昨日は、次女が天才的な動きの変な踊りを披露して大爆笑。
一発ギャグみたいなことを突然やるのですが
それがもう最高に面白くって。
きっと芸人さんのお母さん、お父さんは
「もうどうやったって勝てないな」と思っているんだろうなと想像します。


私は自分に子どもが生まれるまで周りに小さな子がいなかったので、
ずっと気づいていませんでした。
「この人天才!」と思うような絵描きさんや芸人さんは
子どもに限りなく近いってこと。
普段の生活では「大人らしい」んだと思うんですが
表現する時の脳や感覚が子どものまんまなんだろうなぁ。


次女のギャグは冴えに冴えますが
彼女は大変な内弁慶のシャイガール、
それを見ることが出来るのは私と長女だけ、お父さんですら見られません。
この私だけに与えられる恩恵に感謝しつつ、今晩も女3人で大爆笑するのです。



May 4, 2016

雲が動いてるよ


夜通し強い風が吹いていた。
古いマンションの鉄製の窓枠が、ガタンガタンと大きな音で鳴って何度か起きた。

朝には雨が降ってきて、台風が通り過ぎているようなお天気。
風にさらされてシャワーみたいな雨が、ベランダにも窓にも軒下にも降り注いで、
それなのに空は白く明るかった。

パンケーキを焼いて食べ後片付けをして、
ふと外を見るともう青空だった。
「あれえ!」と私が言うと娘たちも「あー!」と言った。

ゴミ出しに外に出ると何もかも濡れてピカピカ光っていた。
空を見ると雲がすごい勢いで流れていて、思わずしばらく見ていた。
だんだんワクワクしてきた。
すれ違うマンションの住人の方々も、心なしか元気な感じ。

部屋に戻って娘たちに雲の話をしようとすると、
「雲が動いてるよ!」とベランダから次女の声が飛んできた。
「今お母さんも言おうとしたとこ!」と言うと
「私も気づいてたから!」と長女が追いかける。

3人でベランダ側の窓辺に立って
びゅーびゅー風に吹かれながら雲を見た。

「飛んでるみたい」
「世界が動いているみたい」
娘たちはなんだか素敵なことを言う。

「早送りみたい」
と私は詩情も何も無いことを言う。

今日は良い朝。