Sep 11, 2013

スマトラ島の森






スマトラ島の熱帯雨林保護のPRイラストを描かせていただきました。

こちらのNPO団体の方の活動です。
詳しくはゆいツール開発工房さんのウェブサイトで見ていただくのが
1番だとは思いますが、私の言葉でも少し。

スマトラ島の熱帯雨林破壊はここ25年で急激に進行したそう。
材木としての伐採、焼畑、
紙パルプの原料のアカシアの木と、油の原料のアブラヤシの木の
植林の為の伐採などが主な原因だそうです。

ゆいツール開発工房は、
現地の村人たちに森の大切さ、森林破壊の深刻さに気付いてもらう為には、
どのようなことが出来るのか考えています。

確かに外国人が、しかも先進国の人間がぽんと来て、
「森は大切!」と声を上げても、
お金や生活が現地の人にはかかっていて、
当たり前にあった環境の素晴らしさを感じるって難しい。


ものすごく話は小さくなりますが。
私が奈良を出て東京に住むまで、気付かなかったことも沢山ある。
歩けば当たるくらいに寺院神社があることの良さや、盆地特有の穏やかさ、
逆に巨大ショッピングモールと商店街の過疎化、国道沿いの景色の単純さ。
そこにいる間は全然気付かない。
(モールが出来たらやったー!と思ったし、
 お寺も神社も、奈良って地味でつまんないと思っていた。)

話は逸れましたが、やはりそこにいる人が、その場所の素晴らしさに気付くって難しい。
特にお金や生活がかかっているととても。

でも、やっぱり熱帯雨林の写真などを見るとはっとする。
森の木々から水分が湧き出ているような、

たくさん動物や昆虫や微生物を秘めているような。
緑色、青色、本当にきれいで、熱帯の森の分厚さに息をのむ。





イラストは現地で環境教育のイベントをされる際の、ポスターにひとまず使っていただけるそう。
スマトラ島に住む方が「きれいだな」「素敵だな」とポスターを見て、
少しでも活動に興味を持つキッカケになればいいなと思います。







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