スマトラ島の熱帯雨林保護のPRイラストを描かせていただきました。
詳しくはゆいツール開発工房さんのウェブサイトで見ていただくのが
1番だとは思いますが、私の言葉でも少し。
スマトラ島の熱帯雨林破壊はここ25年で急激に進行したそう。
材木としての伐採、焼畑、
紙パルプの原料のアカシアの木と、油の原料のアブラヤシの木の
植林の為の伐採などが主な原因だそうです。
ゆいツール開発工房は、
現地の村人たちに森の大切さ、森林破壊の深刻さに気付いてもらう為には、
どのようなことが出来るのか考えています。
確かに外国人が、しかも先進国の人間がぽんと来て、
「森は大切!」と声を上げても、
お金や生活が現地の人にはかかっていて、
当たり前にあった環境の素晴らしさを感じるって難しい。
ものすごく話は小さくなりますが。
私が奈良を出て東京に住むまで、気付かなかったことも沢山ある。
歩けば当たるくらいに寺院神社があることの良さや、盆地特有の穏やかさ、
逆に巨大ショッピングモールと商店街の過疎化、国道沿いの景色の単純さ。
そこにいる間は全然気付かない。
(モールが出来たらやったー!と思ったし、
お寺も神社も、奈良って地味でつまんないと思っていた。)
話は逸れましたが、やはりそこにいる人が、その場所の素晴らしさに気付くって難しい。
特にお金や生活がかかっているととても。
でも、やっぱり熱帯雨林の写真などを見るとはっとする。
森の木々から水分が湧き出ているような、
緑色、青色、本当にきれいで、熱帯の森の分厚さに息をのむ。
イラストは現地で環境教育のイベントをされる際の、ポスターにひとまず使っていただけるそう。
スマトラ島に住む方が「きれいだな」「素敵だな」とポスターを見て、
少しでも活動に興味を持つキッカケになればいいなと思います。
No comments:
Post a Comment