うちの長女はときどき詩人。
雪の降る日、
「ねぇおかあさん、
くもにもゆきはつもってる?」って聞くから
「雪は雲から降ってくるから、
雲の上には積もらないのよ」って答えたけど
雲に雪が積もっていたら、それはとても素敵だな。
またある時
ほんの少し思い通りに行かないことがあって
わんわん泣いている妹に、
「あのねアカネちゃん、そんなに泣いたらね
おみずがいっぱいになって、
へやがおみずだらけになって
おぼれちゃうよ、くるしいくるしいってなるよ」
と長女が言いました。
まぁそれは大変。不思議の国のアリスみたい。
早朝まだ娘たちが眠っている頃、
シャガールの画集を引っ張りだして開いていました。
朝起きて来てソファに置きっ放しの画集を見て
「これなあに?」と長女。
これはシャガールっていう絵を描く人の本だよ、と私が言うと
娘は重たい本を膝にのせて、
絵本をめくるようにお話を語り始めました。
おっぱいがね…ウシが…おそらを…
朝ごはんを作りつつ娘のお話を聞いてふふふと笑っちゃう。
この子、天才かも…なんて親バカだけど
いつまでも、いつまでも
素敵なお話を作り続けてくれるといいなぁ。
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