Apr 20, 2016

それぞれ


最近4歳の次女がひらがなを覚えはじめています。

次女はずっと字を書くことに全く興味がなく
それとなく「ひらがな、書いてみたい?」と聞いても
「まだいい」「4さいになったら」「おねえちゃんに書いてもらう」という返事。
こちらも、本人にやる気が無いなら別にいいやという感じで放っていました。

それがある日、
「字、かけるんだよ!」と突然言うと、疑う私をよそに
「ま」と「つ」を上手に書いてみせたのです。
どうやらお父さんと秘密の練習をしていたらしい。
この順序で行くと次は「む」、そして「ら」。
「む」は難しいようで、かなり独創的な「む」をいつも披露してくれます。
正しくはこうだよ、と教えつつも、鏡文字やちょっと変な文字が愛しくて
ついそのままでいいよ、と思ってしまいます。


ふと興味深いなと思ったのは
ひらがなを勉強する時の長女と次女の違いです。
長女は「ひらがなを学ぶこと」を目的にして
ひらがな帳をなぞったり読んだりしながら習得。
次女は「まつむら」と書きたい、とか、「おかあさん」と書きたい、とか
「何かを書く」ということを目的にしてひらがなを学んでいます。
(なので三番目に学ぶ文字が難関の「む」だったりする)


習得することそのものに楽しみを見出すか、
それを使うことに楽しみを見出すか。
どちらが良い悪いとは全然思いません。
真面目で頑張り屋な長女は
あっと言う間に文字を覚えて、それはそれで素晴らしかったし
マイペースで楽しいことが好きな次女は
書きたい言葉を書きながらほくそ笑んでいて、それも素晴らしい。

それぞれのやり方で、それぞれのスピードで
いろんなことを学んでいってくれたらいいなと思います。




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熊本をはじめとした九州地方で
強い地震が続いていることに不安でいっぱいです。
義援金と支援金の違い、
数ある団体や窓口の中でどこに寄付をすればいいのか…
いろいろ調べたりしてしばらく迷っていたのですが
いつまでもモタモタしている訳にもいきません。

参考までに私はYahoo!基金と、公益財団法人ジョイセフに募金をしました。
ジョイセフは女性や母子の支援を主にされている団体です。
いろんな意見があると思いますし
やきもきする自分を納得させるためではないか…と自問自答しますが
たとえそうだとしても、少しでも役に立てるならと思います。







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