Feb 21, 2015

5cm away


先日、確かお風呂上がりにパジャマを着せている時だったか、
ふと次女を見て「この子、大きくなったな…」と驚きました。
体格というよりは、雰囲気、醸し出すオーラ、自我の芽生え?
「私は私よ!」
と言う自他の境界線が、ある瞬間を境に一段とはっきりしたような気がするのです。
言葉で現すのは難しいのだけど、次女から感じとるものが変わった。
きっかけはもしかしたら4月から通う幼稚園の一日入園に行ったことなのか、
それともお姉ちゃんの参観日に同行したことなのか。
今までだってずっとそうでしたが
子どもの成長は坂道じゃなくて階段、突然ぽーんと一段上に飛び乗る瞬間がやってくる。

頼もしくて、眩しくて、こちらは少し寂しい。
つい一週間程前まで皮膚の近さにいた次女が
5センチ遠くに行ったように感じた出来事でした。



Feb 14, 2015

wasurenbo yo-kai

ああ、もう、日々母親としてのタスクに追われています。
雑費の支払して、
検診の書類書いて、
次女の入園準備に長女の参観、
病院にも連れて行かなきゃ、
歯医者からもハガキが届いていた、
そろそろ髪も切らなくちゃ前髪が目にかかってきた…

全く手帳を活用できていないので
あっちこっち様々な用事が重なると
頭がパンクしてあれこれ忘れる。
娘の体操の日に体操服を着せるのを忘れて
園で借りた服を着て帰ってくることももう何度か。
延滞金を払うのが怖いので
DVDのレンタルは月額制にしてしまった。


「おかあさんにはわすれんぼう妖怪がついてるね!」
娘に言われ、
「ホント困っちゃう〜妖怪追っ払って〜」
って、笑って許してもらえるのはいつまででしょうか。


Feb 12, 2015

but slowly still slowly

絵の制作のスピードが遅くて…

きっといろんな方法で絵を描く方がいるけど
私は何枚も同時に進めていくのが向いているように思う。
油絵具の特性上、途中で乾き待ち「ベンチタイム」が必ずあるので
効率的にもやはり同時進行していかないといけない。

でも輪唱のように一枚終わったらまた一枚追加…というのは、
区切りがなくて永遠にチャイムがならない授業中みたいだ。
なのでよーいスタート!で4、5枚を一斉に描きはじめて
みんながゴールするのを待ってから、またスタートラインに立つようにしている。

でもやっぱり遅くて…

運動神経が鈍い、反射神経も鈍い、
せっつかれるのが嫌い、どうやら用がなければ歩くのも遅いらしい、
じわじわ、じわじわと
出来上がるのか上がらないのかわからない絵たちを前に
気持ちばかり焦って冷や汗をかいている。





Feb 11, 2015

o n i



2月に入ってまず1番のイベントは節分だった。
次女は大の鬼嫌い。「鬼が…」と言うだけで「うぇ〜!」を顔を歪ませて泣いてしがみつく。
そんな次女が鬼と対面したら一体どうなってしまうのか…

まずは通っている園での豆撒き。
先生たち、園児を本気で怖がらせようと気合いを入れていたらしく
子どもたちが和やかにブロック遊びをしている最中に突然鬼がベランダから乱入。
泣き叫ぶ園児たち。もちろん次女も。豆なんて投げられるはずもない。
その後、降園時間までずっと、次女は鬼ショックから立ち直れずにいたらしい。

そしてもちろん、家でも豆まきはしなければいけない。鬼だってやってくる。
「もう来ない?」「来る?」「来ないよね?」と聞き続ける次女に、
私だって鬼ではないので、豆まきの意味をちゃんと説明して、
「お父さんが鬼のお面を被ってやってくるのよ。」と種明かしもした。

ところがいざ鬼のお面にヒートテック上下の「鬼とーちゃん」がやってくると
次女泣き叫んで机の下に隠れてなす術無く、
机ではスカスカするのか、椅子の下にまで潜り込んで、
鬼が退散した後も震え泣き。
お父さん(さっきまで鬼だった)に抱っこされたまま泣き疲れて寝たのだった。

ちなみにはじめは笑いながら豆を撒いていた長女も
豆が切れると、武器が!ない!と焦って号泣していた。
大豆様々。