Nov 30, 2013

753 / baby / moomin?









七五三

奈良に帰省して七五三のお祝いをしました。
3歳の娘が、私が3歳の頃に着た着物を身に纏い、
初めての美容室で緊張しながら日本髪を結ってもらい、
ほんの少し口紅も付けてもらって、
あぁもうなんて嬉しい、喜ばしい、素晴らしいことかしらと、
あまりの完璧な出来事に感謝で胸がいっぱいになった。
ここまで元気に育ってくれてありがとう。大好き。


わくちゃん

友人夫婦のお宅に遊びに行きました。
友達の赤ちゃんは少し見ない間に別人のように大きくなっていて、
くるくるしたおめめと、得意げな「いい顔」がほんと可愛かった。
遊び上手なお父さんがうちの暴れん坊姉妹の相手をしてくれて、
娘たちがほっぺを真っ赤にして興奮して遊ぶ姿が嬉しかった。
私はたくさん話して、なんだか安心した。
久しぶりでも久しぶりじゃないみたいだね。ありがとう。



夜のお散歩

昼寝をすっ飛ばした姉妹が8時過ぎには寝て、私も案の定添い寝しながら寝てしまった。
(添い寝からの生還率、1%未満。)
そんな時間に寝たものだから、1時過ぎに目が覚めて眠れなくなった。
ツイッターを見ると「星がキレイ」って何人も呟いているので、
コートを羽織ってふらっと外に出てみた。
背中を反らして空を見ると、空は濃紺に澄んでいて、星は確かに光っていた。

夜中に大きな音を立てるミルで珈琲豆を挽くことが私はできない。
娘や夫を起こしてしまうのが怖いから。たぶん起きないけど。でも怖い。

外に出た瞬間から近くのコーヒー屋でコーヒーを買おうと決めていた。
夜中3時まで開いているお店は、予想外にお客さんでいっぱいだった。
近くの大学の学生さんや、仕事をしているおじさん、恋人同士、驚くことに親子もいた。
店員さんもいっぱいいて、品だしをしていたり、あちこち掃除をしていたり忙しそう。

家の前の通りにも車がひっきりなしに走っている。
歩道にももちろん昼間と変わらず人が歩いている。

夜には夜の世界があるのだ。
私はずいぶん長い間、夜の世界を見逃してる。
冬眠から覚めたムーミンみたいな気持ちになった。


Nov 13, 2013

near future











長女は来年から幼稚園に行くことが確定し、
はじめて東京で個展を開いたお店は少し遠くへお引越をすることになり、
友達には赤ちゃんが生まれました。

私は次に絵と絵本を発表することを考えはじめ、
ヨガをはじめ、ブローチやオーナメントを作りはじめ、
そして前髪を眉よりも2センチくらい短く切りました。

今日、姉妹共に一時保育に預け、
夫はたまたま仕事がなかったので、
ひさしぶりにふたりでお昼ご飯を食べに行きました。
気ままに「どこ行く?」「あそこ寄って行く?」なんてこと、
いつぶりだろう。
でもそんな風な毎日がまた訪れる。きっとあっという間。

一日中絵を描いていたい。
どこか買い物とか行ってきなよ。って言ってくれても、
私は日がな一日絵を描いていたい。それか本を読んでいたい。
ご飯を食べるのを忘れて、変な時間にインスタント麺を食べて、
また絵を描いて、本を読んで、
すっかり暗くなってからちょっと外に夕飯を食べに行くんだ。

でもそんな日も実は、あっという間に現実になるのかもしれない。

だってこんなに毎日変わっていくもの。
人も、場所も、気持ちも、時間の長さも。
ふたりで楽しそうに遊んでいる姉妹を遠くに感じながら、
ふと思った日。