May 26, 2017

勉強と諦め


最近はガシガシ本を読んでいるんですが。
ある方向の物事について「知りたい!」「学びたい!」という気持ちが強い。
1冊読むとまた次の1冊、また次の1冊…とリレーのように自然と襷が繋がれていき、
読むごとに「へー!」「ほー!」「なるほどー!」といちいち感嘆し、脳に新しい領域が広がるような気持ちがしています。まだまだもっと勉強したい。


逆にあるひとつの方向については30代もそこそこにして諦めつつあります。
それは「名前を覚えること」です。
人名、本や映画のタイトル、地名、曲名、店名なんでもいいんです、ひとつの物に付くひとつの呼称。
それがどうしてもどうしても覚えられなくて、「怠慢だ!」と言われるとごめんなさいって感じだけど、どんなに努力しようとも覚えられないのだからやっぱりもう仕方ないんじゃないかと思い始めています。今の年齢の倍になる頃には全ての物が「あれ」「これ」「あなた」になっているような気が。


さて私がガシガシ読んでいる横で、長女もまた読んでいます。
最近の長女は本の虫です。
机を挟んで、ソファで隣り合って、私は私の、長女は長女の本を読んでいます。
親しい人と同じ空間に居ながら、それぞれの楽しみに静かに勤しんでいる。
これこそが私がずっとずっと求めていたことのような気がして、時々この上ない幸福感に包まれます。
そのうち長女は自分の部屋に引っ込んでいくことになるのかもしれないけど、束の間の幸せを享受したいと思うこの頃です。





May 15, 2017

いつになるやら


入学進級に伴う生活の変化により怒濤の4月が終わり、
5月1日に髪を切って整体にも行って
さあ!気持ちを新たに!と思ったところにゴールデンウィーク。
そしてその後に母の上京。
まだ買ってもらったランドセルも見せられていなかったので、
初孫が登校する姿を見てもらうことが出来て良かったのでした。
毎日毎日「ばあば〜!」「ばあば〜!」と6歳5歳につきまとわれて、
母はさぞかしヘトヘトになって帰っていったのでは…と心配しております。


今週は参観ウィーク、そして家の工事。
いつになったら落ち着いた生活が戻ってくるのかしら…

毎日ヘトヘトに疲れて眠り、朝まで目覚めず、
やりたかったあんなことやこんなことも全部放ったらかし、
家事と送り迎えと遊びの付き添いで一日が過ぎていき、
本当にこれでいいのかな…って、
こんなことをしているうちに気がつけば今度は両親の介護の問題が浮上して、
そして歳の離れた夫の介護…なんてことになり、
そうこうしていると自分がお婆ちゃんになっていて…
なんてところまで想像してぞっと身震いしましたが、
焦るな焦るな大丈夫、
ただもう少し体力をつけたい、そんな毎日です。