Jul 17, 2015

個展「ものがたりを さがして」ご報告

個展「ものがたりを さがして」無事終了しました。


1階には6月に出版されました絵本「おやすみてんし」の原画を展示しました。
表紙の絵だけ、額装せずそのまま展示したのですが
支持体がボール紙なことに驚かれる方が多かったです。
今のところ作品は、ボール紙に下塗りした上に、油絵の具で描くことが多いです。









2階の広いギャラリーには、個展用に書き下ろした作品10数点と、
今までに書いた絵を数点、展示しました。







個展、どうしようかなぁ、どんな絵を描こうかなぁと悩んでいたとき
手が動くままに何枚かラフスケッチを描いて
そうしたら出てきたのが13、4歳の女の子でした。





昔から「絵を描いていきたい」という思いはあって
14歳くらいってそりゃもうややこしかった。

なんとなくゲイジュツカやアーティストなんてのは
人と違っていて変わり者で破天荒にちがいない…という先入観。
そして、周りに気を使って目立つのが嫌いな、普通の中学生の自分。
理想と現実の格差に、誰だって右往左往する年頃かもしれません。
そんな女の子が今回の個展の主人公でした。

個展に展示した絵のうち数点は後日ホームページにのせます。
ご覧いただければ嬉しいです。





お越しいただいたみなさん、気にかけてくださったみなさん、
そしてウレシカのおふたり、本当にありがとうございました。

こんなふうに絵を描いて、それを展示して、人を呼んで…って
私そんなことしてていいんやろうか、だいじょぶだろか、
でもそうしたい、見てもらいたい、人に会いたい、
でもでも自信もない、どんな顔でお店に居たらいいんだろう、
お客さんはどんな顔をするだろう、どうしようどうしよう、ああ!


…って面倒くさいくらいガチガチに緊張してましたが、みなさんのおかげで幸せでした。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。
長くなりましたが改めて、
本当にありがとうございました!








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