Apr 18, 2016

読んだ本「かわいい夫」



最近読んだ本で面白かったのは
山崎ナオコーラさんの「かわいい夫」です。
本の内容の詳しいことは夏葉社さんのウェブサイトにありますが、
私は山崎ナオコーラさんの結婚や妊娠や家族や社会に対する考え方がとても好きだし
力強い口調で、でも等身大で、どこまでもかっこつけずありのままな文章に大いに励まされました。
「実生活での私はそうではない」と書かれていますが
そんなところも含めて、私は私の人生を生きよう、と思わせてくれます。
あの子やこの子にも、いつかそっとプレゼントしてみたいな…
という本です。




話は変わりますが
普段私はテレビをほとんど見ないのですが
実家に帰ると朝ドラ〜朝イチの流れを母につられて見ます。
ある日見ていた朝イチで
特集の内容ははっきり言って「?」という感じ、
共感も発見もあまり無い日だったのですが、
コメンテーターとして出ていた小島慶子さんの一言が素晴らしく今も心に残っています。

いわゆる「イクメン」に関する特集で紹介された、視聴者の意見に対して
”いろいろな家庭にいろいろな事情があって
それぞれに工夫しながら育児、生活しているのに
それを邪魔して、悩ませるのは周りの心ない野次です。”

とグサッとズバッと。細かい言い回しは違うと思いますが意味はこのようだったはずです。
本当に心ない意見が紹介された後だったので
よく言った!かっこいい!とテレビの前で拍手、ちょっと涙ぐみました。
私もメディアやSNS、親切そうなおせっかいに
心が惑わされたりつい悩みそうになった時には
この小島さんの言葉を脳内で再生しています。



関係ないようで、ちょっと繋がっている、
そんな最近読んだ本と小島さんの一言でした。








No comments:

Post a Comment